和歌山で行われた第34回AIDAフリーダイビングプール世界選手権は、7月2日、すべての競技が無事に終了しました!
日本開催の世界大会に出場できたこと、本当に光栄でした。
競技結果
・スタティック(息止め種目):5分41秒 成功
・ダイナミック(平行潜水種目):200m(今季ベスト)成功
両種目ともホワイトカードでした!


気管支の調子の波も大きく、決して万全な状態ではありませんでしたが、 静けさの中に集中して、フリーダイビングの楽しさを思い出せた大会でもありました。
ただ、正直なところ、苦しい時間もたくさんありました。 不調になる前のトレーニングでは自己ベストが見えていただけに、 思うように全快しない体調に戸惑い、自分の迷いや焦りと向き合う日々が続きました。
エネルギーに満ちた会場の雰囲気、選手たちのパフォーマンス、 スタッフ一人ひとりのドラマに心を動かされながら、 「私はなぜここにいるんだろう?」と問い続けていた気がします。




そんな中、そばにいてくれたコーチである夫、日本代表チームの皆さん、 スタッフの皆さん、観戦に来てくれた方々や、温かいメッセージをくださった皆さま、 支えてくれた家族、スポンサーやサプライヤーの皆さまの存在に、どれほど救われたかわかりません。
そして、長年のフリーダイビング仲間やプールナフリーダイビングスクールの生徒さんたちが、 セーフティダイバーや大会スタッフとして現場で活躍してくれていたこともとても励みになりました。
いつもはヨーロッパで開催され、緊張感のある競技会場が、 今回これまでにないほど優しい空気に包まれていて、 みんなの祈るようなまなざしが、常に水中の私に届いていました。 今思い出すだけでも、胸が熱くなります。 あの場所で、あの空気の中で、潜らせてくれて本当にありがとう。
あらためて、私はこのスポーツと、そこに集まる人たちが心から好きだと感じました。




そして、競技レベルが年々高まるなかで、メダルを獲得し、 私たちに夢を与えてくれた尾関選手、市原選手、Hanako選手、本当におめでとう!!
この記念すべき世界大会を日本に誘致し、 フリーダイビング界に新たな歴史を刻んでくださった大井慎也さん、 日本フリーダイビング協会の皆さまに心より感謝いたします。
世界選手権から1週間。 まだ喘息はすっきりしませんが、しっかり休みながら、 これからまた、真鶴の海を味わい、 インストラクターとしての指導や自分自身の競技活動を一からスタートしていきます!
来年のプール世界選手権は、ハンガリー・ブダペストでの開催が予定されています。 出場するかはまだ決めていませんが、海の大会も含めて、 また世界の舞台で競技を楽しめるよう、心と体を整えていきます。
応援、本当にありがとうございました!

大会のYouTube配信はこちら
https://youtube.com/@aidafreediving?si=WBXMYvld2vPRPalV
大会特設ページはこちら
https://www.aidainternational.org/EventPage/4349
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岡本美鈴